皆さんこんにちは、ヌビアです。
本日はスズキメソード第2巻「五月の歌(May Song)」を徹底解説していきます。
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概説
こちらは楽譜を見てもらうと「6/8」と記載があるように6拍子の楽曲になっています。
8分音符が1小節に6個分入るよ、ということですね。
つまり「1・2・3 1・2・3」と数えていくわけです。
このテンポ感に遅れないように、そしてそれに合わせた弓使いを出来るかがポイントになってきます。
ポイント
6拍子(3拍子)の強弱を体で感じる
今回の曲はまず「1・2・3」で数える所が全てのキモです!
そして中でも重要なポイントが「強・弱・弱」とカウントするということです。
曲を弾いていてもなんだか綺麗にならない、という方に限ってこのリズムが弾いている間に狂っていたりします。
一度自分の演奏を録音してみて、このバランスが崩れていないかを確認してみましょう。
録音は上達への最大の近道です、
「ラン・タッ・タッ」のテンポを感じて、遅れることなく波に乗りましょう。
アップ弓のやりくり術で表現力UP!
この曲の難所として、上の画像で示したアップ弓のスラーで繋がれた2音の連続がいたるところにあります。
この音が綺麗に繋がらない、というのが生徒からもよく聞かれる悩みです。
まずこの音形では「その前のダウン弓でしっかり音を伸ばす(弓幅を確保する)」こと
そして「アップ弓の1音目で弓を使いすぎず節約、2音目まで余裕を持った弓使いをする」ことが大切です。
アップの2音に十分な弓幅が確保できないことで、音の劣化だけではなく
その次に繋がる音の劣化にも繋がりますので、ここは十分に練習しましょう。
よくある質問
最後仕上げる時にはそのアクセント感を大げさすぎない形に落ち着けましょう。
「e」とは英語でいう「and」の意味があり、「ritard.」は「rit.」と同じです。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
難しい部分については実際のレッスン受講も含めて検討してみて下さい!良いチェロライフを!