【悪用厳禁】チェロ演奏が一瞬でレベルアップ!?裏技『2回目を変える』を完全解説!!

こんにちは、ヌビアです。

初心者~中級者がチェロを演奏する際に、陥りがちなミスとして

「演奏が単調になってしまう」ということがあります。

 

逆にプロの演奏を聴くと気付くのは

「決して単調ではなく、ダイナミクス(変化)がはっきりしている」ということ。

 

それでは今日は、初心者の方でも簡単に、単調な演奏から卒業できる

秘伝の裏ワザ、教えちゃいます。

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同じフレーズが2回出てくる意味

 

チェロの曲で1番わかりやすいのは、バッハの無伴奏チェロ組曲です。

まずはこのプレリュードの演奏を聞いていただければと思うのですが、

 

「ソレシラ シレシレ」「ソレシラ シレシレ」と

2回同じフレーズが出てきます。

 

作曲家は2回以上、同じフレーズをどこかしらで繰り返す、ということをします。

これは、同じフレーズを聞かせることで曲を記憶してもらうためです。

(クラシック・ポップス・EDM……などジャンルに関係なく)

 

 

「千本桜(初音ミク)」「Lemon(米津玄師)」「Get Wild(TM NETWORK)」「世界に一つだけの花(SMAP)」

「四季~冬~(ヴィヴァルディ)」「アイネクライネナハトムジーク(モーツァルト)」

 

 

などなど、これらの曲だって、サビやAメロなどで2回以上同じことを繰り返します。

皆の記憶に残りやすい曲に隠された、単純で明快な技なのです。

 

 

フレーズの2回目を変える

音量を変える

そして、先ほど述べた「2回繰り返す技」ということの裏側には

実はもう1つ、隠されたテーマがあります。

 

それは「繰り返すけど、同じにはしない」ということです。

 

人間の会話で考えてもわかりやすいですが、

まったく同じことをしゃべり続けたり、オウム返しし続けると退屈な印象を与えてしまいます。

 

 

このテーマを演奏に活かしていくのです。

例えばまず、2回同じフレーズが出てきたら「2回目を小さくする」など

音量を変化させてみましょう。

 

そうすると、音が尻上がりにならず、かつ印象が退屈にならず

まとまった印象を与えることができます。

先ほどの無伴奏チェロ組曲の演奏でも取り入れられている技法です。

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リズムを変える

 

そのほかの変化をつける方法として「リズム感を少し変化させてみる」ということがあります。

しつこくて申し訳ないのですが、もう1度こちらの動画を見てみましょう。

 

 

例えば最初の「ソレシラ シレシレ×2」のフレーズをよくよく分析してみると

「ソーーレシラ シレシレ」「ソレシラシレシレ」とリズムの揺らぎがあるのがわかります。

そしてその後も、連続するフレーズは常にわずかなリズム感の変化があります。

 

 

このときに必ず注意しておきたいのは

1小節~2小節単位でリズムの揺らぎが発生するが

最終的にはテンポのつじつまが取れている

ということです。

 

最初のフレーズでゆっくりしたら、次のフレーズで少し早くしてテンポのつじつまをあわせる。

それによって「テンポは揺れるけど、モタモタする(orあせって聞こえる)ことはない」

という状態へもっていくことができ、お客さんは自然に聞くことができるのです。

 

表現を変える

 

そして変化をつける最後のステップはもちろん

「表現方法そのものを変える」ということです。

結局これは今までの「音量」「テンポ」もすべて含んだものともいえるでしょう。

 

例えばビブラート、指を押さえるポジション、弓への体重の乗せ方、弓の位置……

様々な要素が絡みますし、言ってしまえば結局、表現の変化は演奏者の個性ですので正解はありません。

 

 

まずは先ほどの2点を意識しながら「変化をつける」という意識のクセをつけて

それからもっと細かい部分を学んで・オリジナルにアレンジしていきましょう。

 

個性に合わせた表現方法を、個別レッスン・オンラインレッスンでお教えしていますので

もし興味があればこちらも覗いてみて下さいね。

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