フリーランスは会社や事務所に所属しない分、自由も利きますが、同時に怪しい人間関係も増えることになります。
フリーランスでないという人も、良い人間関係を広げるために判断力を持つのは重要です。
自衛のためにも、気を付けるべき人間を見極める手がかりを押さえておきましょう!
※この記事はフリーランスでやっていきたい方向けです。
※なお、これに当てはまってもキチンとされている方もたくさんいます。あくまで参考としてご覧ください。
他人の手柄で自分を語る人
もちろん、自分の経歴を書くときにこういうアピールは必要ですが、
直接話すときにこういうことばかり言う人は、60%くらいの確率でヤバい人です。
なぜか。本当に凄い人は、他人を挙げて自分を語る必要がないからです。
自分はこんなに凄い人とつながっているんだ、と叫んだところで、その人の価値ではありません。
飛び出してくるキラキラした言葉に目を奪われると、良いように利用されかねないので気を付けましょう。
過去の経歴を引きずる人
こんな方に、僕が何回でも声を大にして言いたいことがあります。
大事なのはその人が今、何をしているかです。
昔の経歴や自慢しか語ることがないということは、今について誇れるものがないということ。
自らの経歴をプロフィールとして話すのであれば何もおかしいことはありませんが、
困ったときに昔の栄光を持ち出したり、今何をしてるかの話が薄っぺらかったりする人は警戒しましょう。
逆に、昔はこうだったけど今はどうしようか迷っていて……と、虚勢を張らずに素直に弱さを出せる人は強い人です。
他人の悪口で場を盛り上げる人
まあ、散々目にしてきましたがゲスの極みですね。やり方を否定はしませんが。
見てない場面で他人の印象操作をすることで、物事を自分に有利に運ぼうとする。
実際に見たのはこんな感じ。
普段からしょっちゅう共演していて、仲のいいAさんとBさん。
ところが、裏でBさんはAさんの悪口を別のCさんに話していて、その流れでCさんと仕事の話をし始めた。
それをAさん、Bさん、Cさんと知り合いの僕が聞いていた。
え〜〜怖〜〜〜近寄らんとこ!!
ていうか頭悪いんか?僕聞いてるんだけど??僕が言いふらしたらどうするの???
でも、こんなこと音楽の世界ではよくあります。Aさんはまさか悪口を言われていたなんて思いも寄らないでしょう。
中学校みたいですね。
まあ、ある意味テクニカルだなとは思いますが、
要するにそれって「自分の劣等感や力不足を感じているから、そういうやり方しか出来ない」のではないでしょうか。
それは長く続けられないし、いつか破綻すると思います。
本当に優秀でクリエイティブなら、相性のいい人と無理なく己のやりたいことを追求できるはずです。
偉そうにしている人
最初から「誰かを利用するつもり」の人間の特徴としてよく見られる傾向です。
もはや上から目線なことを認め、開き直って「私は偉いんだぞ」という「ボスキャラアピール」を欠かしません。
なんだろう、「ホ●エモンの劣化版コピー」みたいな。
まあ、陰湿でないだけマシかもしれませんが、人間的な魅力は果たしてあるでしょうか。
ですが本当に偉い人というのは、
一見偉いのかわからないような人だったり、あまりにもオーラが違いすぎたり、というのが私の経験則です。
私がフリーランスになったのは、中途半端に力を持ったこのような「中ボス」的人物がたくさんいて、
これらの人が「俺に態度よくしないとさらに上には行けないよ?」という空気を流しているからです。
「俺を裏切ったら行き場ないよ?」という人
これは99%アウトワードです。
そして、これを言っている人が結構います。
忘れないで欲しい。
世界は確かに狭いけれど、そんなに狭くないです。
あなたの考え方に賛成してくれる人が必ずいます。意外とたくさんいます。
このワードを言われた時点で、あなたとその人は合いません。
ブラック企業と同じです、すぐに離れましょう。
で、またまた経験則ですが
そんなことを言っている人に限って小さいことしかしていません。安心してください。
さいごに
こうして挙げてみると、実に生きにくい世の中だと思います。
ですので「業界の波の中で上手くやっていくか」「そこから外れて自分なりのシステムを作るか」
どちらをやるにも才能や努力が必要です。
僕は後者、フリーランスの道を選びました。理由はメンタルが弱かったのと、そこまで器用に生きられなかったから。
今まで挙げたような5つのパターンに当てはまる人は、「業界ではある程度」うまくやっていけるのかもしれません。
でも、本当に一流の尊敬できる人は、会社・事務所でもフリーランスでもきちんと自分の芯をもって輝いていらっしゃいます。
そういう生き方ができるような見分け方をこれからも紹介していきます!