【基礎】チェロで小指が押さえられない!左手が広げられない!~その悩み、全部解決させます~

こんにちは、チェロ奏者のヌビアです。

チェロを弾き始めて最初の頃に、皆さんが陥りがちな悩みとして

 

小指がうまく押さえられなくて、変な音がする

左手がうまく広げられない

 

というものがあります。

今回はこの悩みを、どうしてそうなるのかまで含めて完全に解説します。

 

「手が小さい」は関係ない

まず最初に、初心者の方で左手がうまく押さえられない方から

「私は手が小さいから……」という話を合わせてよく聞きます。

 

結論から言うと、それは99%関係ありません。

特殊な体質で極端に手が小さい場合でない限り、男性も女性も十分に届くはずです。

 

しかし始めたての時はどんなに頑張って開いても

1~4の指を、同時に全部押さえられる気がしませんよね。

 

押さえられないのは「不慣れ」なせい

その理由は「体が不慣れな動きに対応できなていないから」です。

体は普段から慣れ親しんでいない環境・状況に置かれると、こわばって緊張してしまうもの。

 

例えば演奏会・舞台で緊張してしまうのも同じ原因ですね。

体が緊張して、余計な力が入ることによって手がいつものように広がらないために

「どう頑張っても手が広がらない」状態になります。

 

緊張するときに「震えが収まらない……おさまってくれ……」と思っても

一向に収まらない、ということを考えてもらえると分かりやすいかなと思います。

 

左手が広がらないとき

「パー」を作る

まずは一度「チェロの正しい左手」という概念を忘れて

その場で手をパーに広げましょう。もちろん、広げられますよね?

 

実は普通に手を広げることができれば、手の小さい人でも指は届くはずなんです。

 

そしてその広げた手を、「そのまま」チェロの黒板(ブラックボード)に置いてみて下さい。

どうでしょう、届きそうな気がしませんか?

 

それができたら、そのまま手を卵型に丸めることを意識しながら

実際に弦を押さえるような形に持っていってみましょう。

 

この時、うまく押さえられない時に「手を広げよう」と力を入れるのではなく

むしろもっともっと力を抜いて、リラックスすることを一番に意識しましょう

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肘と手首を確認

うまく指が広がったら、あと少しです。

今の時点で手や手首に少しでも力が入っていたら、もう1度やり直してください。

 

手の形が整ったら、手首とひじの位置が正しくなっているかを確認しましょう。

ポイントは、「手・手首・肘」が一直線になることです。

 


 

左手は常にこの3つの部位が連動して(というより直結して)動いています。

まるで一直線の棒になるように、この3つを1つの部位として動かすことを意識しましょう。

 

この時「手首を下げよう」「肘を上げよう」などと考えて、無理に力を加えてはいけません。

 

余分な力を加えて無理に直線を作るのはなく、脱力した直線作りを心がけましょう。

小指がしっかり押さえられないとき

よくチェロ初心者の方で「小指が押さえられなくてしっかりした音が出ない」

という悩みを持ちかけられますが、それは力が足りないのではありません。

 

確かに、小指はほかの指に比べて力は入りづらく

それをカバーするためについつい左手に力をかけてしまう気持ちはとても分かります。

 

ですが、そこで加えた力は実際には小指にはほとんど伝わらず

その多くが左手や肘、手首など別なところに逃げてしまっています。

 


 

大切なのは、「小指の指先だけ」に力を効率的に伝えることです。

このような練習法を試してみて下さい。

 

 

・机の上などに小指だけをついて、小指で机をしっかりと押してあげる

・そしてそのまま、ほかの指をぶらぶらと自由に動かしてみる

 

これは、「特定の指先だけ」に力を入れるという

力のコントロールをできるようになった、ということを意味します。

あとはこれを、弦の上で出来るようになればOKです。

 

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さいごに

とはいえ、最初に述べた通り「体がチェロの指の押さえ方に不慣れ」である限り

やはり力を抜くことは難しいです。

 

初心者の方が力を抜くのと、経験年数があるプロが力を抜くのとは

体の慣れ具合が違いすぎるので、難易度も全く違います。

 

ですが早いうちから正しい力の抜き方を身に着ければ、それだけ上達も早まります。

ぜひこの記事を参考にしながら、早いうちから力を抜く習慣をつけていきましょう。

 

対面レッスン・オンラインレッスンでも力の抜き方は重点的にお教えしているので、

もしよろしければこちら、レッスンの様子も覗いてみて下さいね。

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