こんにちは、チェロ奏者のヌビアです。
チェロを買う際・始める際に必要なのが、楽器以外の細々としたあれこれ(小物類)です。
マストで持っていなければならないものから、
いつも使うとは限らないが、持っていないといざというときに困るものまで、すべてまとめました!
ミュート(弱音機)
ミュート(別名:弱音器)は音を小さくするために、チェロの駒につけて使います。
家で大きな音が出せないと気に使ったりもしますが、それだけではなく
演奏中の楽譜の中に「ミュートを付けて」という指示が出ることがあるのです。
コン・ソルディーノ →弱音機を付けて
特にオーケストラの曲で多い指示ですが、
ごくありふれて登場しますので、普段からミュートはチェロ本体につけておきましょう。
松脂(まつやに)
松脂(まつやに)とは、弓を弦の上でこすらせ、音を生み出すために必要なものです。
これは必需品というより、これがないと音が鳴らないのでないと演奏ができません。
もしいい音が出ずに悩んでいる人は一度松脂を見直した方が良いかもしれません。
>詳しい選び方はこちらの記事をご覧ください。
【必見】絶対おススメのチェロ小物『弦・松脂』ランキング!
ブラックホール(ストッパー)
ブラックホール、とはチェロのエンドピンをスベらせないように、
もしくは床を傷つけないために置くものです。要はチェロ用のピンストッパーですね。
その形からとって「ブラックホール」と呼ばれています。
買うときもこれを買っておけばほぼ間違いありません。
逆に他の製品はスベってしまったり当たりはずれが大きいので、最初はこれを選びましょう。
予備の弦
弦はいつ切れるかがわかりませんので、いつでも予備の弦は4本1セット分は持っておきたいです。
本番前に切れてしまう、なんてこともたくさんありますので、事前に用意しておきましょう。
購入はAmazonなど、ネットショッピングが一番便利です。
私の師匠(60代)もネットで購入していました、予備の弦についてはこちらの記事もご参照ください。
【必見】絶対おススメのチェロ小物『弦・松脂』ランキング!
譜面台
文字通り、譜面を置くための台です。たまに椅子に楽譜を置いて練習する人がいますが、不便です。
演奏する場所によっては譜面台が用意されていないことがあります。
家で練習する時や、持ち運ぶときのために、
ステンレス製の軽い譜面台を1つ持っておけばどちらの場面にも使えて便利です!
メトロノーム・チューナー
メトロノームはリズムを確認するため、チューナーは音程を確認するために必要な機械です。
1人で練習する時に、欠かせないアイテムとなっています。
リズム感と、正しい音程を身に着けることが上達への第1歩です。
チェロを独学している、もしくはチェロを部活でやっている……という人のために、チェロを1人で練習するときの絶対押さえておくべきポイントを紹介! ヌビさん レッスンを受けている人にも、練習法として参考になると思うので読んでみてね[…]
こんにちは、チェロ奏者のヌビアです。 楽器をやっていれば皆さん1度は「こんなのどうやって弾くんだ」と壁に当たることがあるはずです。 「とても人間ワザとは思えない」「絶対に弾けない」…… 結論から言えば、[…]
持ち運び用タオル
チェロは木材で出来ていますので、汚れが付着すると落とすのが大変です。
チェロをしまうときに、弓や本体を乾いた布でサッと拭きしまうためのタオルが1枚、
そして弦などベタベタしたところを拭くタオルが1枚、
計2枚のタオルを持っておくと便利です!
アルコール消毒液
チェロの弦を拭きとって掃除するためのものです。
弦を左手で押さえる場所は指の油でだんだん汚れてきて、滑りが悪くなっていきます。
アルコールがチェロ本体に垂れないよう弦を拭いてあげるといいでしょう。
※ブラックボードにアルコールがつく分には問題ありませんが、材質よっては色が少し落ちることがあります。
※チェロ本体にアルコールが垂れると、本体のニスがはがれてしまうので注意が必要です。
さいごに
チェロを長く使うため、チェロの練習を効率的にするため、
そしていざというとき困らないために、必要なものは早めに一式そろえておきたいですね。
また、チェロレッスン・オンラインレッスンを開講しています。
体験レッスンは無料で出来ますので、お気軽にお問い合わせくださいね。それでは。